小さな店舗の給与改定(昇給)のおはなし

小さい店舗では、常にスタッフと顔を合わせながら仕事ができますので、
お互いの仕事ぶりはよく分かりますね。
ただ、分かるだけに、、曖昧になりがちではないですか？

評価制度があれば、
それに基づいて決めていけば良いのですが…

たとえば、アルバイトスタッフに関しては、
業務内容（項目）をリスト化して、
■■業務まで できるようになれば 時給 1,200円
□□業務まで できるようになれば 時給 1,400円
など

また、社員さんに関しては、
勤務に対しての評価（例えば勤続年数、積極的にシフトIn 調整 など）であれば、
基本給にて昇給、
また、スキルやポジションに関しての評価（例えばリーダーやマネージャー、調理師免許取得者・ソムリエなど）であれば、各種手当の支給など、
色々とパターンはあるかと思います。

昇給時のスタッフ面談

ここからがお伝えしたかったことなのですが、
昇給時のスタッフ面談についてです。

スタッフの何を評価しての昇給・手当なのか

そこをしっかりと伝えてあげること、
明確にしてあげることが重要だと感じています。

スタッフ自身、どのように営業・店舗運営に貢献すれば評価されるのか、
経営側は、スタッフの目標管理や今後のキャリアを示してあげる意味でも（成長をサポート）、
大枠でも決めてあげると良いですね。

「頑張っているから昇給」と軽い気持ちでスタッフに伝えたとします。
そのことをスタッフは「忘れず」覚えています。

曖昧な内容ですと、、
他のスタッフも頑張っているのに、その差は何か？
また、同じように今年も頑張ったのに、今回は上がらなかったな…など
疑問を与えてしまうこともありますね。

（せっかくの昇給がマイナスになってしまう事もありますし、昇給自体が当たり前と思ってしまうスタッフも出てきてしまいます）

具体的な内容を話してあげること、
少しずつ解像度を上げて考えていくとより良いですね。