後編- 店舗ビジネスでの人事評価は曖昧？？

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組織が大きくなるにつれて、
各ポジションを明確にし、対等な基準のもとで組織運営を行うための「評価基準」や「仕組み」を決めていく必要がありますね。

そのためにも「人事制度」の導入を検討しても良いかもしれません。

人事制度といっても、いきなり綿密な内容ではなく、まずはシンプルに運用できる内容が良いですよね。
続けていくことが重要であり、細かくしすぎて、「運営できない内容」や「継続できない内容」は、作り上げても意味がありません。最初に簡単なものから始め、徐々にカスタマイズしていくこと、アップデートしていくことが望ましいですね。

理念や経営方針は浸透していますか？

ここからは「一例」として記載します。

単純に能力や貢献度を評価するだけではなく、
組織の「理念・経営方針」に基づいた評価を行い、
常に「理念・経営方針」の理解・実行を考慮した行動を促す環境にすること、
そんな制度は、有益であると思います！

そのためには、まず組織の「理念・経営方針」の再確認が必要です。
最近では、よく知られるようになった「MVV」について作成することで明確になりますね。
創業時の想いも蘇ります（笑
現状と比べ変わっておりますか？

創業時に融資を受けた方は、多くの場合「事業計画書」を作成する必要があるため、その際に「理念・経営方針」について熟考されていると思います。

以下参考に、実際に書き出してみてください！

Mission｜ミッション
地域や社会に対してなすべきことはなに？なしとげたい「目標」、果たすべき「使命」

Vision｜ビジョン
組織（チーム）が目指す姿は？実現する「未来」、目指すべき「理想」

Value｜バリュー
チーム（組織）、個々のスタッフが具体的にやるべきことは？実現するための具体的な手段、価値観や行動指針など

参考

最近では、給与額は掲載せず、ビジョンやミッション、企業理念を全面に打ち出し採用を進める「Wantedly（ウォンテッドリー）」など、従来の求人媒体や人材紹介に加えて、ビジネスSNSの活用も増えてきていると感じます。
▷▷ その他　▶︎ LinkedIn｜▶︎ YOUTRUST

Wantedly（ウォンテッドリー）｜「はたらく」を面白くするビジネスSNS
Wantedly

業種や組織の規模・組織の構成にもよりますが、チーム全体で理念を共有し同じ方向を向いて取り組むため（理念実現のため）、人事制度も活用できると良いですよね。

業種や組織の規模・組織の構成によって異なりますが、
チーム全体で理念を共有し、同じ方向を向いて取り組むこと、理念実現に向け人事評価制度を活用をしていくこと（理念の実現ができる人事制度を作成）、
単純に、「給与査定」や「役職」等を決めるだけの制度ではなく、せっかく作るのであれば、最大限に活用できる設計にすることが重要ですね。
（一つの事柄でも色々な側面があり、いかに掛け合わせていけるかが重要です♫）

また、具体的に行うべきことは、
個々のスタッフに落とし込む必要があるため、それぞれの状況に応じた適切な内容にする必要がありますね。

• 理念実現のために行うべき業務、その業務を行った結果
• 理念実現のために与えられた管理業務や推進業務、その業務を行った結果
• 理念実現のために個々の成長に必要な目標の作成・管理・達成
• 理念実現に必要な個々が身につけたスキル・能力

※ 各結果については、何を基準とするかも考える必要がありますね。
　（お客様の口コミ、売上、客単価、新商品やキャンペーンなど売りたい商品の売上、離職率なども考えられますね）

上記を基準に、貴店の運営において必要な業務や作業に当てはめ具体的にピックアップしていきましょう。
と言ってもよく分からないですよね…
次回、具体的な内容にて作成例を掲載いたします♫

組織（チーム）のカルチャーとして根付くように！

常に理念実現を忘れず継続していける制度が理想ですが、なかなかうまく行かないことも多いですね。
まずは理解者を増やし、諦めずに継続的に実践することで、スタッフに理念が浸透し、それに共感するスタッフは5年10年と継続され、共感できないスタッフは残念ですが自然と辞めていく、
同じ方向を向いたスタッフが集まった組織（チーム）はとても強いです♫

まずは実践（笑

具体的に準備を進めること、サポートも行っております。
必要に応じ、提携の社労士事務所とも連携し業務にあたっておりますので、お困りのことがあればお気軽にご相談ください。